専門医療機関連携薬局における傷病区分の追加、HIVと小児を検討(厚労省)
2024/12/17
厚労省は12月16日、薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会を開催し、専門医療機関連携薬局における傷病区分の追加について審議した。
現行の「がん」に加え、専門的な医療機関や学会で専門薬剤師の認定が行われている「HIV」、「小児(疾病)」の追加を検討するとした。
この他、病院の敷地内に所在する薬局に関する調査(220薬局の回答)において、①高度な薬学管理機能、②かかりつけ機能・地域との連携体制、③敷地内医療機関との連携体制、④薬局の開設についての現状を確認した。病院敷地内薬局において健康サポート薬局や地域連携薬局、専門医療機関連携薬局の認定を受けている薬局の割合は、いずれも全国の薬局に比べて高く、特に専門医療機関連携薬局については、全体の13.2%を病院敷地内薬局が占めていた。