全世代型社会保障改革の進捗を確認、「時間軸」と「地域軸」の視点を重視(政府)
2024/11/12
政府は11月8日、全世代型社会保障構築本部を開催し、全世代型社会保障構築の進捗を確認した。
全世代型社会保障では、給付は高齢者中心、負担は現役世代中心となっているこれまでの社会保障の構造を見直し、年齢に関わりなく全ての世代が能力に応じて支え合い、必要な給付がバランスよく提供される、持続可能な社会保障を目指している。
改革では、①2024年度に実施する取組、②加速化プランの実施が完了する2028年度、③2040年頃を見据えた中長期的な課題に対する3つの「時間軸」の視点が重視されている。この他、「地域軸」の視点として、社会保障ニーズや活用可能資源の地域的差異を考慮し、地域に応じた解決の手法や仕組みを考案することも重視されている。