新たな地域医療構想の策定に向けて5つの医療機関機能の設定を検討(厚労省)
2024/11/11
厚労省は11月8日、新たな地域医療構想等に関する検討会を開催し、新たな地域医療構想の策定に向けて医療機関機能について審議した。新たな地域医療構想のうち、外来・在宅医療・介護との連携体制の確保等では、医療計画(外来医療計画・在宅医療計画)の取組、かかりつけ医機能が発揮される制度整備を進め、地域の医療需要と資源に応じた地域毎の外来・在宅医療の提供が必要となっている。
医療機関機能の設定では、地域毎の「①高齢者救急の受け皿、地域への復帰を目指す機能」「②在宅医療の提供、地域の生活を支える機能」「③救急医療等の急性期機能」、回復期リハビリテーションや一部の診療科に特化した医療機関等の「④その他地域を支える機能」の4機能と、大学病院本院が担う医療機関機能として「医育及び広域診療機能」が検討されている。