訪問介護事業への支援強化パッケージ、2025年度予算の概算要求を確認(厚労省)
2024/09/12
厚労省は9月12日、社会保障審議会介護給付費分科会を開催し、訪問介護事業への支援強化について確認した。
訪問介護に従事するヘルパーの人材不足や高齢化が特に深刻な状況を踏まえ、2025年度予算の概算要求では「訪問介護事業への支援強化パッケージ」として新規事業に必要な予算を計上する。
「訪問介護等サービス提供体制支援事業」では、特に小規模事業者の人材確保に向けた研修体系の整備のほか、ヘルパーへの同行支援に係るかかり増し経費や経営改善に向けた取組などを支援する。「介護人材確保のための福祉施策と労働施策の連携体制の強化」では、労働局や都道府県福祉人材センター等が連携した介護人材確保の協議会を設置し、職場説明会・見学会・体験会などを実施する取組を推進していく。