公的医療保険・介護保険の自己負担分を補うため民間保険の加入は7割超(厚労省)
2024/08/29
厚労省は8月27日、2022年社会保障に関する意識調査の報告書を公表した。この調査は、社会保障における自助・共助・公助のバランスのあり方に関する意識を調査して結果を取りまとめた。
民間の医療・介護保険の加入状況において、民間の医療保険や介護保険に加入している割合は73.4%、加入している1番の理由は「公的医療保険・介護保険の自己負担分を補うため」が最も多かった。老後の生計を支える手段として1番目に頼りにするものは「公的年金」が最も多く(57.2%)、今後充実させる必要があると考える社会保障の分野に関しても「老後の所得保障(年金)」が最も多い(63.5%)結果となっていた。