2024年版厚生労働白書、第1部は現代社会のストレスの多様さを考察(厚労省)
2024/08/28
厚労省は8月27日、2024年版厚生労働白書を公表した。
今年版の白書では、今年のテーマについて掘り下げた第1部は「こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に」と題して、こころの健康を損ねる背景にある「ストレス要因」に着目し、幼年期から老年期までに至るライフステージに沿って、現代社会のストレスの多様さについて考察した上で、こころの健康に関する対策や支援の現状および今後の方向性を提示した。
第2部では、子育て、雇用、年金、医療・介護など、厚労行政の各分野について、最近の施策の動向をまとめている。医療関連イノベーションの推進(第5章)では医療DX等の推進、医薬品産業の競争力強化などをはじめ、医療の国際展開の推進に向けて厚労省と新興国等の保健省との協力関係の構築のポイントを整理した。この他、特集では2024年能登半島地震への厚生労働省の対応を掲載した。