国家資格等のオンライン・デジタル化を開始、来年度中に計84資格を実現(デジタル庁)
2024/08/05
デジタル庁は8月2日、国家資格等のオンライン・デジタル化に関する情報を公表した。介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師の4資格から8月6日にオンライン・デジタル化を開始するとした。
国家資格等のオンライン・デジタル化では、氏名等の変更手続きやデジタル資格者証の取得がオンラインでできるようになった。11月以降には、医師や看護師、薬剤師などの医療系資格に拡大し、最終的に来年度中に計84資格のオンライン化を実現していく。国家資格に関する各種申請やデジタル資格者証を取得する場合、マイナポータルにて自身のマイナンバーカードと国家資格の情報を連携するための初期設定が必要となる。
資格保有者におけるデジタル資格証の提示・提出の方法は、「対面でデジタル資格者証の提示」、「メールで資格者証データの添付・送付」、「印刷した資格者証の対面での提出」、「印刷した資格者証を郵送で提出」することが想定されている。
マイナポータルから取得したデジタル資格者証の活用では、資格保有者が提示・提出したデジタル資格者証に付された二次元コードを、検証者側がデジタル資格者証の検証サイトで読み取り、資格の有効性及び真正性(改ざんなどがされていないこと)を検証できるようになる。デジタル資格者証の検証サイトは、デジタル庁が運営する、デジタル資格者証の有効性を確認する専用サイトとなり、偽造サイト等による被害を防ぐためURLに含まれるドメイン名が「dqcvs.nqs.go.jp」であることを必ず確認する必要がある。