医療DX推進体制整備加算及び医療情報取得加算の見直しを即日答申(厚労省)
2024/07/18
厚労省は7月17日、中医協総会を開催し、「医療DX推進体制整備加算」と「医療情報取得加算」の見直しを即日答申した。
決定事項を整理すると、「医療DX推進体制整備加算」は3区分に再編、加算1は既存点数に3点、加算2は2点を加点、マイナ保険証利用率の届出は不要(すでに届出していれば再提出も不要)、利用率・利用実績の判定方法は以下の通り。4月以降の割合も見直すことを確認した。
【医科】加算1:11点 15%(1月~30%)加算2:10点 10%(1月~20%)加算3:8点 5%(1月~10%)
【調剤】加算1:7点 15%(1月~30%)加算2:6点 10%(1月~20%)加算3:4点 5%(1月~10%)
【10月適用の利用率】レセプト件数ベース7月実績(5月、6月実績も可)※激変緩和措置(10月~1月はオンライン資格確認件数ベースの実績も選択可)
電子処方箋及び電子カルテ情報共有サービスの経過措置に関しては、整備状況や運用の実態等を十分に確認した上で、評価のあり方及び必要な対応について検討するとした。
「医療情報取得加算」は1点(医科初診、再診は3ヵ月に1回、調剤は年に1回)となった。