政府は5月31日、規制改革推進会議を開催し、規制改革に関する答申をまとめた。

 

医療関連では、薬局・薬剤師の業務に係る早朝・夜間や過疎地などの薬剤師不在店舗における「OTC薬の遠隔販売」の早期実現が盛り込まれた。薬剤師不在店舗では、有資格者が常駐する店舗からのデジタル管理によってOTC医薬品が販売可能となり、「管理店舗」と「受け渡し店舗」は同一都道府県内に限定し、2年以内に撤廃も含め地理的制限の見直しを行うことと明記した。また、「管理店舗」が管理できる「受け渡し店舗」の上限は、制度施行後の見直しを前提に、検証を行った上で2025年度中に合理的な上限数を設定するとした。