新たな地域医療構想は外来・在宅・介護等の地域包括ケアシステムに波及(厚労省)
2024/05/29
厚労省は5月27日、新たな地域医療構想等に関する検討会を開催し、3回目となる関係団体・有識者ヒアリングを実施した。
今回は、介護事業者や福祉施設等における地域包括ケアシステムの取り組みに関する意見が集約された。現行の地域医療構想は病床機能の分化を主としているが、新たな地域医療構想では入院(縦軸)の連携体制のみならず、外来・在宅・調剤・介護・住まい・生活支援が関与する地域包括ケアシステム(横軸)の連携体制に波及していく構想となっている。