地域における薬局・薬剤師のあり方や薬局機能の見直しの論点を審議(厚労省)
2024/04/24
厚労省は4月22日、薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会を開催し、地域における薬局・薬剤師のあり方や薬局機能の見直しの論点について審議した。
地域において求められる薬剤師サービスは、医薬品の供給拠点、在宅対応、夜間・休日の対応、健康サポート、新興感染症・災害等の有事対応、医薬品関連情報の発信、薬事衛生等が想定されている。
全ての薬局がこれらを個別に対応することは困難であるため、地域全体で効率的・効果的に必要な薬剤師サービスを提供していく観点から、個々の薬局がかかりつけ薬剤師・薬局としての役割を果たす前提で、地域の薬局が連携して対応する仕組みを構築することが検討課題となった。
このような状況を踏まえ、健康サポート薬局、地域連携薬局と専門医療機関連携薬局の認定薬局について、患者等が利用する、医療関係者が連携する薬局を選定する際に有用となる制度となるよう、その機能や地域における役割・位置付けを改めて整理・明確化することが必要であるとした。