供給停止・薬価削除プロセスを1回に改めて簡素化することを審議(厚労省)
2024/04/23
厚労省は4月19日、医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議を開催し、薬価削除プロセスなどについて審議した。
代替品が存在し、過去5年間の平均シェア(同一成分・剤形・含量・効能内)が一定以下の医薬品に限り、現行3回に及ぶ供給停止・薬価削除プロセスを1回に改めて簡素化することを検討した。過去5年間の平均シェアを基準とすることで、企業が意図的にシェアを下げて簡素化を利用することを防ぐ形とする。今後、簡素化の適用範囲を限定し、運用状況に応じて規模を拡大していく方針としている。