マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化に関する実証事業(消防庁)
2024/03/21
消防庁はこのほど、2024年度に実施するマイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化に関する実証事業について、全国67消防本部で実施することを決定した。
この実証事業では、救急隊が傷病者の観察結果・症状(現病歴)と、傷病者情報を正確かつ早期に把握するためにマイナンバーカードを活用して得られた情報(受診歴・診療情報・薬剤情報・特定健診情報等)から総合的に判断して、傷病者に適応する搬送先医療機関の選定等に活用する。傷病者の観察等を実施する者と、マイナンバーカードで情報収集を行う者で役割分担することで、情報の聴取時間が短縮し、円滑な救急活動につながることが期待されている。