LIFEの活用状況の把握、LIFEを活用している事業所・施設の割合が増加(厚労省)
2024/02/29
厚労省は2月29日、社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会を開催し、介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る2023年度調査の結果と、2024年度調査の進め方及び実施内容を確認した。
LIFEの活用状況の把握およびADL 維持等加算の拡充の影響に関する調査研究事業の結果概要によれば、LIFEの利用場面は「利用者状態の管理・課題把握」、「利用者状態の多職種での情報共有」、「ケアの質の向上に関する方針の策定・実施」及び「フィードバック票を用いた提供サービス・ケアの見直し」において活用している事業所・施設の割合が増加傾向であった。LIFE利用に伴う事業所内での多職種連携・議論の状況は、委員会等で議論を実施している事業所・施設の割合が増加傾向であった。