薬剤師の対人業務の強化のための調剤業務の一部外部委託の進捗を確認(厚労省)
2024/01/31
厚労省は1月30日、国家戦略特区ワーキンググループにおいて、大阪で実施する薬剤師の対人業務の強化のための調剤業務の一部外部委託の進捗を確認した。
今回の特区において、外部委託の対象となる業務は、当面の間、一包化(直ちに必要とするもの、散剤の一包化を除く)としつつ、実施が可能となった後に安全性、地域医療への影響、薬局のニーズ、その他地域の薬局の意見等の確認を行い、必要に応じて対象の拡大(例:高齢者施設入居者への調剤)について検討を行う。
外部への委託先は、同一法人内に限定せず、当面の間、同一の三次医療圏内の薬局とする。実施が可能となった後に、必要に応じて遵守事項や委託元と委託先の距離について見直しを行うことを確認した。