オンライン資格確認用Webサービス・電子処方箋管理サービスの機能拡充
2023/11/02
「オンライン資格確認用Webサービス」の導入は、現行のオンライン資格確認の仕組みに対応していない業態や機関(オンライン診療、訪問診療、訪問看護、柔整あはき等、生活保護)をカバーするための機能拡充となります。
機能拡充は2024年秋の健康保険証の廃止が引き金となり、廃止に伴い、すべての業態や機関でマイナンバーカードによる本人確認ができる環境を整備しなければ患者の受入対応ができなくなるからです。結果的にすべての業態や機関のオンライン資格確認の徹底が図られ、より多くの種類の正確な患者情報に基づく、より質の高い医療提供の環境が整備される形になります。
「オンライン資格確認用Webサービス」は、患者の受診にも関わる話です。患者はマイナンバーカード提示ではなく、マイナンバーカードの機能を搭載したスマートフォンでの受診が可能となります。
患者が医療機関等に来院して、掲示された二次元バーコードによりオンライン資格確認用Webサービスにアクセスし、オンライン資格確認ができる仕組みです。医療機関等側のWebサービスの導入と患者側のマイナンバーカード搭載のスマートフォンの設定により、カード紛失のリスク軽減とカードレスによる利便性向上が図られます。
本編では、以下のポイントを整理しています。
◆オンライン資格確認用Webサービスの機能拡充
「訪問診療(在宅医療・在宅調剤)」「オンライン診療・オンライン服薬指導」「訪問看護」「健診」「柔整あはき等」
「訪問診療(在宅医療・在宅調剤)」「オンライン診療・オンライン服薬指導」「訪問看護」「健診」「柔整あはき等」
◆電子処方箋管理サービスの追加機能
「リフィルの電子処方箋への対応」「重複投薬等チェックの口頭同意への対応」「マイナンバーカードを活用した電子署名」「調剤済み電子処方箋の保存サービス」「医療扶助の電子処方箋対応」「院内処方情報の取扱い」
「リフィルの電子処方箋への対応」「重複投薬等チェックの口頭同意への対応」「マイナンバーカードを活用した電子署名」「調剤済み電子処方箋の保存サービス」「医療扶助の電子処方箋対応」「院内処方情報の取扱い」