マイナ保険証利用・電子処方箋導入の状況確認、医療扶助の対応法を明示(厚労省)
2023/11/20
厚労省は11月17日、医療DX令和ビジョン2030厚生労働省推進チームを開催し、医療DXの推進、マイナ保険証の利用及び電子処方箋の導入に関する状況について確認した。
オンライン資格確認の利用件数は順調に増加し、マイナ保険証の利用件数や医療情報の閲覧件数も再び増加傾向にある。電子処方箋の導入状況は、11月12日時点で、オンライン資格確認導入施設数約20万施設のうち約4.78%、9,740施設(病院26、医科診療所659、歯科診療所37、薬局9,018)となった。
2024年3月から運用が開始となる医療扶助のオンライン資格確認の導入に当たっては、医療保険のオンライン資格確認の導入が済んでいれば、既存の基盤及びネットワークを可能な限り活用できるものの、医療機関・薬局ごとに医療扶助のオンライン資格確認対応版パッケージソフト適用の対応が必要になるとした。