2025年の必要量との病床数は順調に推移、病床機能の乖離率は縮小傾向(厚労省)
2023/11/13
厚労省は11月9日、地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループを開催し、地域医療構想の進捗等を確認した。
病床数は順調に削減が進み、2025年見込みで119.0万床となった。2025年の必要量との乖離及び病床数の変化(病床機能計の乖離率)は、2015年から2022年にかけて+5.0%から+0.7%に縮小し、必要量に近づいてきた。病床機能別では「高度急性期」+29.9%→+20.5%、「急性期」+48.8%→+33.2%、「回復期」▲65.2%→▲46.8%、「慢性期」+24.7%→+ 8.4%となり、全体として乖離は縮小している傾向にある。
ただし、構想区域によっては、依然として必要量との大きい乖離が残っている区域があるため、必要量との乖離の状況について、構想区域ごとに確認・分析を進めていくとした。