厚労省は10月18日、中医協総会を開催し、2024年度診療報酬改定に向けて個別事項その2（がん・疾病対策）について審議した。

 

がん対策においては外来化学療法およびがん診療連携拠点病院の特例型に対する診療報酬上の評価、脳卒中対策では発症早期に実施するｔ-PA静注療法や血栓回収療法などの迅速な治療に必要な連携の実施及び連携体制の構築に対する評価が論点になっている。この他、前回諮問された訪問看護のオンライン資格確認等の導入義務化について答申された。訪問看護のオンライン資格確認等は療養担当規則の見直しが必要となっている。