オンライン診療・オンライン服薬指導・在宅医療・柔整あはきオン資の補助金(厚労省)
2023/10/02
厚労省は9月29日、社会保障審議会医療保険部会を開催し、オンライン診療・オンライン服薬指導・在宅医療・柔整あはきのオンライン資格確認への対応について確認した。
オンライン診療・オンライン服薬指導(Webサービス)や訪問診療(マイナ在宅受付Web)でのオンライン資格確認への対応として、モバイル端末等の導入やレセプトコンピュータ改修に対して、一部補助の補助金(オンライン診療・訪問診療・訪問看護)が設定される。
訪問看護におけるオンライン請求・オンライン資格確認の導入は2024年6月に稼働し、2024年秋に義務化を目指す。初回訪問時のマイナンバーカードによる本人確認に基づく資格情報の取得及び薬剤情報等の提供に関する同意は、医療関係者が持参するモバイル端末等を用いて、オンライン資格確認Webサービスを活用する。そして、初回に同意を得て2回目以降の訪問時にも再照会できる「居宅同意取得型」の仕組みを採用して、資格確認業務の負荷軽減を図る。
オンライン資格確認導入に係る財政支援としては、マイナンバーカードの読取・資格確認等のためのモバイル端末等の導入、ネットワーク環境の整備、レセプトコンピュータや電子カルテシステム等の既存システムの改修に対して、42.9万円を上限に実費補助とする。
併せて、レセプトのオンライン請求も義務化とすることで、事業所内のレセコン等と連携することで、レセプト作成における手作業の事務負担や誤記リスク、レセプト返戻の削減等につながる点が期待されている。
同様に、2024年秋に義務化を目指す柔整あはきに対しては4.1万円を上限に実費補助とした。