2021年簡易生命表、老衰やコロナ等の死亡率の変化が平均寿命を縮める(厚労省)
2023/07/31
厚労省は7月29日、2021年簡易生命表を公表した。平均寿命は男が81.47年、女が87.57年となり、前年と比較して男は 0.09年、女は0.14 年下回り、男女とも全年齢で前年を下回った。
平均寿命の前年との差を死因別に分解すると、男女とも悪性新生物<腫瘍>、肺炎などの死亡率の変化が平均寿命を延ばす方向に働いているが、老衰や新型コロナウイルス感染症等などの死亡率の変化が平均寿命を縮める方向に働いていた。