オンライン診療や外来医療、外来腫瘍化学療法、入退院支援の状況を確認(厚労省)
2023/07/20
厚労省は7月20日、中医協総会の審議を補足するデータ分析や調査結果を評価する入院・外来医療等の調査・評価分科会を開催し、通信機器を用いた診療1、外来医療1、外来腫瘍化学療法、横断的事項等2(入退院支援)を確認した。
オンライン診療に関しては、前回改定の見直しにおける状況を踏まえ、患者と医療機関の所在の関係、対面診療とオンライン診療の割合、初診のオンライン診療に適した症状等の取扱い、D to P with N等の活用も含めて、今後のオンライン診療の適切な評価が論点に挙げられた。外来医療ではかかりつけ医機能、生活習慣病対策、外来機能の分化、外来腫瘍化学療法ではさらに推進するうえでの評価、入退院支援では入院料別の入院患者の特徴も踏まえた質の高い入院医療の推進が、2024年度改定に向けた論点となっている。