健康寿命の延伸を実現する誰もが自然に健康になれる食環境づくりを展開(厚労省)
2023/07/20
厚労省は7月19日、2023年度都道府県等栄養施策担当者会議を開催し、行政説明や講演資料を公表した。
今年度の栄養施策では「健康的で持続可能な食環境づくりの推進」をテーマに、「食塩の過剰摂取」、「若年女性のやせ」、「経済格差に伴う栄養格差」等の栄養課題や環境課題を重大な社会課題として捉え、産学官等の連携・協働により、誰もが自然に健康になれる食環境づくりを展開している。日本はもとより、世界の人々の健康寿命の延伸、活力ある持続可能な社会の実現を目指している。
2024年度には、全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現をビジョンに掲げた「健康日本21(第三次)」がスタートとなり、栄養施策では、健康的で持続可能な食環境戦略イニシアチブが関与する。人々がより健康的な食生活を送れるよう、人々の食品(食材、料理、食事)へのアクセスと情報へのアクセスの両方を、相互に関連させて整備していく「食環境づくり」を通じて、健康寿命の延伸を実現し、活力ある持続可能な社会の構築を目指していく。