2024年度診療報酬改定に向けて、外来その1外来機能の分化連携を審議(厚労省)
2023/06/22
厚労省は6月21日、中医協総会を開催し、2024年度診療報酬改定に向けた外来医療その1として、現状の課題と改定における論点を確認した。
外来医療では、外来機能の明確化・かかりつけ医機能の強化が大きな課題となり、医療機能の分化・連携を進めていく上で、入院医療(病床機能)のみならず、外来医療(外来機能)の見える化が推進されている。法制上において外来機能報告やかかりつけ医機能の制度整備が進められる中、着実に現場に実行・定着させていくために診療報酬上の評価が不可欠であり、2024年度改定に向けて既存点数の見直しや新たな評価に対する点数の新設が今後具体的に検討されていく。