2023年度薬価告示、4月1日適用の薬価収載品目に関する情報を掲載(厚労省)
2023/03/06
厚労省は3月3日、4月1日適用の薬価収載品目に関する情報を掲載した。今回の2023年度薬価改定では、全薬価収載品目数1万8,197品目のうち、平均乖離率7.0%の0.625倍(乖離率4.375%)を超える1万3,098品目(約72%)が改定対象となり、薬剤費3,100億円が削減される見通しである。
サイトでは、医療用医薬品として薬価基準収載されている品目の最新リストのほか、診療報酬において加算等の算定対象となる一覧が整理された。本リストでは、医療機関等における円滑な事務の推進を図る観点から、「先発医薬品」、「同一剤形・規格の後発医薬品がある先発医薬品」及び「診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品(※薬価収載上の後発医薬品と異なるため要注意)」、「後発医薬品のある先発医薬品」に該当する品目が掲載されている。
また、後発医薬品と同様に変更調剤が認められる基礎的医薬品等の一覧も更新され、変更調剤の可否を確認する際等に参照できる。