厚労省は2月20日、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関の選定及び公表等についての事務連絡を発出した。

 

対象医療機関の選定及び医療機関リストの公表は、2月現在、約4割の都道府県において実施されているが、すべての都道府県に対して、4月28日までに選定し、各都道府県のウェブサイトに掲載完了するよう求めた。

 

ただし、これまで医療機関のリストの公表を行わず、自治体の相談窓口経由で医療機関の紹介を行っている場合は窓口経由での紹介の取組を継続しつつ、公表に同意した医療機関のみを掲載できる。そして、ウェブサイト公表後も、対象医療機関の新規登録・更新・削除を随時受け付け、適切な頻度での更新をお願いした。

 

対象医療機関に対しては、「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」別冊「罹患後症状のマネジメント」の活用を促している。