3月13日以降のマスク着用の取扱いを周知、医療機関受診時は着用を推奨(厚労省)
2023/02/16
厚労省は2月10日、5月8日に予定される新型コロナの5類移行を見据え、3月13日以降のマスク着用の取扱いとして、「マスク着用の考え方の見直し等について」の事務連絡を発出した。
現在の取扱いを改め、3月13日から「行政が一律にルールとして求めるのではなく、個人の主体的な選択を尊重し、マスクの着用は個人の判断に委ねることを基本とすること」とする。
ただし、着用が効果的な場面として、(1)医療機関受診時、(2)高齢者等重症化リスクが高い者が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時、(3)通勤ラッシュ時等混雑した電車やバス(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等を除く)に乗車する時-の3つの場面ではマスク着用を推奨する。
そのほか、新型コロナウイルス感染症の流行期に重症化リスクの高い者が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的であることを周知した。
なお、マスクの着用は個人の判断に委ねられるものであるが、事業者が感染対策上または事業上の理由等により、利用者または従業員にマスクの着用を求めることは許容されるとした。