2021年度健保組合医療費の動向に関する調査、対前年度比9%超の増加(健保連)
2023/02/09
健保連はこのほど、2021年度 健保組合医療費の動向に関する調査の結果を公表した。2020年度は新型コロナ感染拡大による患者の受診控え等の影響で医療費総額が対前年度(2019年度)比▲4.8%の2,235億円減少したが、2021年度は対前年度(2020年度)比+9.1%の4,020億円増加となった。
2021年度の医療費総額は4兆8,132億円、1人当たり医療費は医科入院外が14.3%と大きく増加、受診率は調剤が9.8%、医科入院外が9.5%と大きく増加した。1日当たり医療費は、医科入院:5.5%、医科入院外:4.6%、歯科:2.6%と増加した一方で、調剤が▲2.4%となった。
この他、健保連サイトでは特定健診の実施状況や医療費・受診動向等、加入者の健康・医療に関する調査報告書を定期的に掲載している。