2024年度診療報酬改定に向けた大筋の審議内容や検討スケジュールを確認(厚労省)
2023/01/19
厚労省は1月18日、中医協総会を開催し、2024年度診療報酬改定に向けた大筋の審議内容や検討スケジュールを確認した。
審議内容は、医療提供体制に関わる第8次医療計画、医師の働き方改革、医療DXの動向を確認し、その後、入院、外来、在宅、歯科、調剤、感染症、個別事項等について、4月頃から夏頃までに広く意見交換を行い、秋頃より個別具体的な改定項目について議論を深める。
プログラム医療機器(SaMD)の評価体系は保険医療材料等専門組織の下に部会を設置して検討を進め、薬価改定は革新的な医薬品や医療ニーズの高い医薬品の日本への早期上市や医薬品の安定的な供給を図る観点から、流通、薬価制度、産業構造の検証などのとりまとめを検証していく。
2024年度同時改定に向けた意見交換会は3月以降に開催し、地域包括ケアのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携、高齢者施設・障害者施設等における医療、認知症、リハビリテーション・口腔・栄養、人生の最終段階における医療・介護、訪問看護、薬剤管理のテーマについて課題や方向性を共有する。