オンライン資格確認の原則義務化を控えた医療機関・薬局における導入状況(厚労省)
2023/01/17
厚労省は1月16日、社会保障審議会医療保険部会を開催し、オンライン資格確認等システムや電子処方箋、2023年度予算案(保険局関係)の主な事項などについて確認した。
2023年4月からのオンライン資格確認の原則義務化を控え、医療機関・薬局における都道府県別・医歯調別のオンライン資格確認の導入状況(1月8日時点)は、顔認証付きカードリーダー申込数は97.7%、準備完了施設数は52.6%、運用開始施設数は43.7%(いずれも義務化対象施設に対する割合)となった。
2022年度末時点で、やむを得ない事情で稼働しない保険医療機関・薬局が、期限付きの経過措置を受けるには地方厚生(支)局に原則オンラインで事前届出を行う必要がある点を再確認した。
また、医療DXの推進のためのオンライン資格確認の導入・普及に関する加算の特例措置(2023年4月~12月臨時改定)のポイントや、マイナンバーカードと健康保険証の一体化(保険証の廃止)の検討状況などを確認した。