厚労省はこのほど、返戻再請求等のオンライン化の事務連絡やQ＆Aなどを発出した。

 

オンライン請求医療機関等や保険者については、オンライン請求医療機関等が審査支払機関に対して 2023年3月に行う原請求（通常2月診療分を想定）に係る返戻再請求や再審査申出の時期以降、オンラインによる対応が求められる。具体的には、診療年月にかかわらず、2023年4月以降に行う返戻再請求や再審査申出についてオンラインで対応する必要がある。

 

オンラインによる返戻再請求のメリットとして、電子レセプトとして一元的な管理が可能となる点、紙媒体による請求における搬送時の破損や紛失の問題がなくなりセキュリティ強化ができる点、事務的な記録誤り等により返戻となるエラーをチェックできるASPサービスにより、当月12日までにエラーを訂正し再提出できる点が挙げられている。