全国医療情報プラットフォームにおける4つの連携ネットワークの関係を整理(厚労省)
2022/12/22
厚労省は12月22日、医療DX令和ビジョン2030の厚生労働省推進チームを開催し、医療DXに関する施策に係るヒアリング等を行い、タスクフォースにおける検討の進捗状況等について確認した。
全国医療情報プラットフォームの構築に向けて、対象となる情報やそれらを用いる文書を連携する仕組みに関して、オンライン資格確認等システム等の既存の資産や取組を活用することで、迅速かつ効率的に実現できるよう、①医療機関等との連携、②自治体との連携、③介護事業者等との連携、④二次利用目的の連携-4つの連携ネットワークについて、審議を深掘りしていくことを確認した。
これらの連携ネットワークの個々の課題のほか、全体では、制度面における必要な法整備等の整理、各種情報基盤の整備主体、ネットワークの管理やデータ保管の費用負担の主体に関する費用面、同意の取り方、共有する情報の中身、各種情報の名寄せ方法等が課題となっている。