2023年度薬価改定の対象範囲を決定、全品目の48%、3100億円削減見込む(厚労省)
2022/12/22
厚労省は12月21日、中医協総会薬価専門部会を開催し、官房長官・財務相・厚労相の3大臣合意に基づき、2023年度薬価改定について、改定の対象範囲を平均乖離率(7.0%)の0.625倍(乖離率4.375%)を超える品目を対象とすることを決定した。
全品目の48%が該当し、3100億円の削減が見込まれる。原材料費の高騰や安定供給問題への対応として、不採算品再算定を特例的な適用も盛り込んだ。