全世代型社会保障の構築に向けた医療・介護制度改革の全体像を確認(政府)
2022/12/05
政府は12月1日、経済財政諮問会議を開催し、経済・財政一体改革における重点課題(社会保障)について確認した。
社会保障のうち医療・介護分野では、全世代型社会保障の構築に向けた医療・介護制度改革を実施していく。具体的には、「医療提供体制の強化」として、新たな地域医療構想の策定に基づく病床機能の転換強力、かかりつけ医機能の制度化、医療法人の経営情報データベース構築をはじめ、「介護制度」においては地域包括ケアシステムの更なる深化・推進、介護人材の確保、生産性向上の推進、給付と負担の見直しによる持続可能性の確保、「医療・介護DX推進」では、全国医療情報プラットフォームの基盤を活用したヘルスデータの利活用によるHXを推進していく点を確認した。
各施策に関しては各検討会で年内に取りまとめを行い、2023年1月の通常国会において必要な法改正を進めていく予定となっている。