政府は11月24日、全世代型社会保障構築本部を開催し、全世代型社会保障の構築に向けた基本的考え方や論点整理（各分野の改革の方向性）を確認した。

 

全世代型社会保障の構築に向けた基本的考え方として、2023～2024年の短期的課題とともに、2040年を視野に入れた中長期的な課題について「時間軸」を持ち、さらに社会保障ニーズや活用可能資源の地域的差異を考慮した「地域軸」も踏まえ、計画的に取組を進めていく点を確認した。

 

各分野の論点整理では、①こども・子育て支援、②働き方、③医療・介護制度改革、④地域共生社会づくりの4分野における改革の方向性と検討すべき課題を確認し、各分野での審議を深め、年末に報告を取りまとめていく予定とした。