かかりつけ医機能の活用に向けて医療機関・患者各々の手上げ方式を提言(政府)
2022/11/14
政府は11月11日、全世代型社会保障構築会議を開催し、全世代型社会保障の構築に向けて、かかりつけ医機能について審議した。
かかりつけ医機能の活用に向けて、医療機関、患者それぞれの手上げ方式とし、医療機関は自らが有するかかりつけ医機能について、住民に情報提供を行うとともに、自治体がその機能を把握できるようにする仕組みが提言された。
具体的には、かかりつけ医機能を持つ医療機関を患者が的確に認識できる仕組みに併せ、地域全体で必要な医療が必要なときに提供できる体制となるよう、自治体が把握した情報に基づいて、地域の関係者がかかりつけ医機能に対する改善点を協議する仕組みも構築することを、年内に取りまとめる報告書に盛り込む方針である。