有事のワクチン接種・検体採取の特例的な対応、担い手の有資格者を明示(厚労省)
2022/09/05
厚労省は9月2日、新型コロナウイルス感染症の対応を踏まえたワクチン接種・検体採取の担い手を確保するための対応の在り方等に関する検討会の報告書を公表した。
報告書では、感染症発生時等における有事の際の特例的な対応として、医師や看護師等以外のワクチン接種の注射ができる有資格者として「歯科医師」「臨床検査技師」「救急救命士」「診療放射線技師」「臨床工学技士」、PCR検査等のための鼻腔・咽頭拭い液の採取は「歯科医師」と明示した。いずれも基本的な教育を受けて実際に業務に携わっているので対応可能とし、業務の担い手の確保が困難と見込まれる場合における特例的な対応とする。
対象とならなかった「薬剤師」等に対しては医療関係職種の適切な連携として関わりが求められた。