厚労省は8月31日、健康・医療・介護情報利活用検討会を開催し、全国で医療情報を確認できる仕組みの拡大の進捗などについて審議した。

 

現行のオンライン資格確認では、医療機関における同意取得項目と表示画面で「薬剤情報」と「特定健診情報」が表記されているが、2022年9月に「診療・薬剤情報」を追加し、さらに2023年5月を目途に「手術情報」を追加する準備が進められている。

 

この他、検討会の下部組織として介護情報利活用ワーキンググループを設置し、利用者自身が介護情報を閲覧できる仕組みと、介護事業所間等において介護情報を共有することを可能にするための整備を進めていく点を確認した。