2020年患者調査の概況、受療率の高い65歳以上が年次推移では低下(厚労省)
2022/07/05
厚労省は6月30日、2020年患者調査の概況を公表した。
傷病分類別の推計患者数は、入院では「精神及び行動の障害」23.7万人、「循環器系の疾患」19.8万人、「損傷、中毒及びその他の外因の影響」13.5万人、外来では「消化器系の疾患」127.1万人、「健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用」100.1万人、「筋骨格系及び結合組織の疾患」90.6万人の順に多かった。
受療率を入院・外来別にみると、入院 960(男 910、女 1,007)、外来 5,658(男 4,971、女 6,308)となり、年齢階級別では入院、外来ともに65歳以上が最も高かったが、(コロナ禍の受診抑制の影響を反映して)年次推移では低下した。