厚労省は4月19日、薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキング・グループを開催し、地域における薬剤師サービスの提供や在宅における薬剤師との連携の実際などについて審議した。

 

小規模の薬局では単独で全ての役割を担うことが困難になることも考えられるため、地域全体で求められる薬局・薬剤師サービスを提供する観点から、小規模薬局それぞれが対応可能な役割を踏まえつつ、薬局間で業務を補完するような連携についても考えていく必要があるとした。

 

医療提供・医薬品提供の体制を構築するには、地域医療に関わる関係者や行政による相互の信頼関係の構築が重要である。そのためには、日頃の会合や研修会などを通じた顔の見える関係を構築することで医療・介護関係職種等による課題解決のための機会を継続的に持つ必要がある。