厚労省は12月4日、オンライン資格確認導入に関する資料を更新した。

 

資料では、顔認証付きカードリーダーの仕様として健康保険証利用の申込（初回登録）ができる旨が明示された。この他、オンライン資格確認の利用に向けて、オンライン資格確認が今後のデータヘルスの基盤となる点を確認しつつ、4ステップの準備作業を再確認した。オンライン資格確認に対応していることを示すポスター・ステッカーは顔認証付きカードリーダーを申込済の医療機関・薬局に送付予定とした。

 

今後の改善事項としては、現在閲覧の対象になっていない薬剤情報・特定健診以外の情報を拡大するとともに、資格確認の対象を令和5年度中に生活保護受給者の医療券にも広げつつ、在宅医療やオンライン診療等に対応したモバイル端末でのオンライン資格確認も検討されている。