診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士・救急救命士のタスクシフト(厚労省)
2019/12/25
厚労省は12月25日、医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会を開催し、タスク・シフト/シェアを推進する業務内容の選定について議論した。
検討会では、現行制度の下でのタスク・シフティングを最大限推進しつつ、多くの医療専門職種それぞれが自らの能力を活かし、より能動的に対応できる仕組みを整えることを目的に議論を重ねている。
今回は、タスク・シフト/シェアを推進する診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士・救急救命士に係る項目を整理した。各項目の3要件(※)の合致を整理し、3要件にいずれも該当する業務をはじめ、②に該当しない業務の追加的な要件など、次回以降の議論を深めるポイントを確認した。
今後は特に推進すべき事項について議論し、検討会のとりまとめを作成して公表するとした。
▼3要件(※)
要件①:原則として各資格法の資格の定義とそれに付随する行為の範囲内であること
要件②:その職種が担っていた従来の業務の技術的基盤の上にある隣接業務であること
要件③:教育カリキュラムや卒後研修などによって安全性を担保できること)