介護分野の文書の簡素化・標準化・ICT等の活用による負担軽減を検討(厚労省)
2019/11/28
厚労省は11月27日、社会保障審議会介護保険部会介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会を開催し、中間取りまとめ案をもとに議論した。
少子高齢化が進展し、介護分野の人的制約が強まる中、専門人材が利用者のケアに集中し、ケアの質を確保するために、介護現場の業務効率化は急務であり、その一つとして文書に係る負担軽減が求められている。
介護分野の文書として、指定申請・報酬請求・指導監査の関連文書について、簡素化・標準化・ICT等の活用による負担軽減が検討されている。取組を徹底するための方策として、ICTの導入支援を併せて推進することが、ICT化を通じた簡素化、標準化のためにも重要であるとした。