2019/08/08
国立がん研究センターは8月8日、がん診療連携拠点病院等院内がん登録の全国集計と生存率集計に係る報告書を公表した。
 
院内がん情報は、がん診療連携拠点病院等437施設と小児がん拠点病院6施設と都道府県推薦病院343施設、任意参加病院56施設、合わせて842施設から合計約102万件を収集して集計したものである。情報の集計は、がん診療連携拠点病院で2007年診断例より開始し、本集計で11回目の報告となる。施設別集計から地域や自施設の拠点病院の集計対象年における状況がどうであったか、あるいは自施設の院内がん登録の精度はどうであったかを検討する基礎資料として利用できる。
 
2009年以降、大腸、肺、胃、乳房、前立腺が上位5部位を占めている。集計報告書によれば、5年生存率(2009-2010年)は全てのがんでは66.1%となり、前回集計と比べ0.3ポイント上昇した。部位別の生存率では、前立腺が98.6%と最も高く、乳房が92.5%、子宮体部が82.1%と続いた。患者数が最も多い大腸は72.9%であったのに対し、早期発見や治療が難しい膵臓は9.6%となっていた。
 
■関連サイト: https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/