次期介護保険制度改正に向けて5つの横断的な重要課題を確認(厚労省)
2019/02/26
厚労省は2月25日、社会保障審議会介護保険部会を開催し、次期介護保険制度改正に向けての課題を確認した。
今後の高齢化の進展により現役世代が急速に減少して介護保険財政が厳しくなる中で、サービス提供の要となる人材の確保が介護保険制度の持続可能性が重要なテーマとなっている。
地域包括ケアシステムの深化・推進に取り組むうえで、次期制度改正に向けて、「1.介護予防・健康づくりの推進(健康寿命の延伸)」「2.保険者機能の強化(地域保険としての地域の繋がり機能・マネジメント機能の強化)」「3.地域包括ケアシステムの推進(多様なニーズに対応した介護の提供・整備)」「4.認知症「共生」・「予防」の推進」「5.持続可能な制度の再構築・介護現場の革新」といった 5つが横断的な重要課題となっている。