日本の医療のグランドデザイン2030の概要版、アクションプランを公表(日医)
2018/11/07
日本医師会は10月31日、「日本の医療のグランドデザイン2030」の概要版を公表した。概要版は「第1部 あるべき医療の姿」「第2部 現状の検証」「第3部 アクションプラン」の3部構成となっている。
第1部は人類のあり方、医療のミッションから、現在の日本のあるべき医療の姿を描き、第2部は現状の認識及び課題を抽出した。第3部ではあるべき医療の姿を実現するために、日医が何をしていくのかというアクションプランが提示された。
アクションプランは、広義では人類の生存環境の変化、狭義では所得、経済、高齢化などの社会変化や医療供給体制の劣化などに対応しつつ、医療者と社会の成員が、医療に課せられたミッションを果たし、あるべき医療の姿を実現することで「ヒト」を守り、人類が「ヒト」として生きていける環境をつくっていくための提言としている。