国民の救急受診や時間外受診の理解と協力が必要、救急相談の活用を(厚労省)
2018/10/25
厚労省は10月22日、上手な医療のかかり方を広めるための懇談会を開催し、若手医師・救急医の現況などを確認した。
後期研修医や医局員などの若手医師は仕事量が多く、必然的に勤務時間は長くなる傾向がある。救急医は全員を助けたい・原則断らないと対応している結果、緊急度の低い患者さんの受け入れが多くなると、緊急度の高い患者さんを受け入れできない状況となっている。
緊急性の有無はバイタルと意識状態を参考とし、判断が難しい場合は救急相談(♯7119)の活用など、国民ひとり一人の救急受診や時間外受診の理解と協力が必要だとした。