健康増進につながる目的税の導入を検討する必要性を示唆(日医総研レポート)
2018/09/20
日本医師会はこのほど、日医総研レポートとして「日本医師会かりつけ医糖尿病データベース研究事業(J-DOME)の報告」と「医療関連データの国際比較」を公表した。
J-DOMEでは、2型糖尿病患者の状態や診療の実態を把握して診療の均てん化と重症化予防を目標とし、今回は本年1~6月の1回目登録症例が紹介された。
「医療関連データの国際比較」では、国際比較は単純に行えるものではないが、日本はOECD加盟国の傾向と比べて社会支出に比して税・社会保障負担が小さいため、税負担か保険料負担かという議論を尽くした上で、健康増進につながる目的税の導入を検討することも考えられるとの見解を示した。