特養介護人材のアンケート調査結果、人員不足による利用者制限は1割(WAM)
2018/08/23
福祉医療機構(WAM)はこのほど、全国の特別養護老人ホームを対象に実施した2017年度「介護人材」に関するアンケート調査の結果を公表した。
2018年1月1日現在の要員状況は64.3%の施設が不足と回答し、そのうち約1割が人員不足による利用者の受入れを制限していた。特別養護老人ホーム本体での受入れを制限している施設では、平均11.1床が空床であった。
2016年度の退職者数は「1~3 人」がもっとも多く全体の 31.8%を占め、退職理由としては「転職」および「人間関係」との回答が多かった。職員採用の経路別では、新卒者採用は「学校訪問(就職課等)」の効果が高く、採用実績のある施設では職員の成長や働きやすさを支援する施策をとっている傾向があった。