2017年度の介護労働実態調査を公表、従業員不足が続く(介護労働安定センター)
2018/08/06
介護労働安定センターは8月3日、2017年度の「介護労働実態調査」を公表した。
この調査によれば、事業所に対する従業員の過不足状況は「大いに不足」「不足」「やや不足」の回答は66.6%(前年度62.6%)、「適当」は33.0%(同37.0%)となっていた。不足理由は「採用が困難である」が88.5%を占め、採用が困難な理由は「同業他社との人材獲得競争が厳しい」(56.9%)や「他産業に比べて労働条件等が良くない」(55.9%)などがあげられていた。
過去3年以内に介護離職した従業員がいた事務所は25.4%あり、前職の介護職を辞めた理由としては「職場の人間関係」(20.0%)、「結婚・出産・妊娠・育児」(18.3%)、「理念や運営に不満」(17.8%)の順となっていた。